本の覚書

本と語学のはなし

ストレス

 1か月くらい前、職場でストレスを検査するためチェックシートに記入をさせられて、今日その結果が届いた。
 それによると、「かなり疲れているようです。適切に対処する必要があります。一人で解決できない場合は、専門医にご相談ください」、「頭、首、肩、腰系とその他にも不調を感じているようです。医師と相談する等、前向きな対策を取りましょう」とある。ウツとかイライラも多少あるようだけど、どうやら疲労と身体愁訴がひどいらしい。確かに「ああ、疲れた」とよく思うけど、医者に行かなきゃいけないほど草臥れていたっけ?
 ストレスの原因として目立っているのが、「働きがい」「仕事の適性度」「技能の活用度」の三つだ。「仕事の進め方を見直したり、仕事の分担について上司や同僚と話し合うなど調整を図り、ストレッサーの軽減に努めていきましょう」というのがアドバイス。絵に描いた餅のようだ。私の仕事が滞るのは上司に投げたボールが返ってこないからだし、仕事の分担を調整したからといって働きがいを得られるとは考えられない。
 しかし、総合評価は「比較的良い状態です」だそうだ。グラフを見ても素人目にはそんなに良くなさそうだけど、平均的な現代人はもっとストレスに苛まれているということなのだろうか。


 まあ、私の場合は、ストレスを溜め込めない体質なのだろう。
 馬鹿らしいからストレスなんてみんな職場にそっと捨ててくる。汚らわしいから家の敷居を跨がせない。
 だから、ほぼ職場にしかストレスはないのだけど、その職場もいざとなれば辞めればいいと高をくくっている。


 少し読書が復活してきた(ということは、語学が低調なのだけど)。
 先が見えてきたので、『アンナ・カレーニナ』の残りを集中して読むことにする。たとえ新訳が出たとしても、三度目はないだろうなぁ。