本の覚書

本と語学のはなし

★『須賀敦子全集』1・2・4巻(河出文庫
埴谷雄高『死霊』Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(講談社文芸文庫
多和田葉子『犬婿入り』(講談社文庫)
池澤夏樹『異国の客』(集英社
G・ガルシア・マルケス百年の孤独』(新潮社)


 単なる購入日記になってきた。
 現在文庫で出ている『須賀敦子全集』は全部入手した。あとは3巻と5巻。気になる本に武田百合子の『富士日記*1があるのだが、須賀敦子が「読書日記」の中で触れているのを見て、やっぱり買おうと思う。
 講談社文芸文庫を読んでいればもっと文学について薀蓄を語れるのだろうが、なにせ値が張る。これはもう文庫本ではない。
 多和田はドイツ語の人。
 池澤の本はフランス暮らしの思索。
 『百年の孤独』はマストなので。
 さて、そろそろ文芸書は厳選して買うことにしたい。読書が追いつかない。未読の作家を求めて触手を伸ばすよりも、気に入った作家を掘り下げること。そもそも趣味として短編小説を書いてみようというのが文学回帰の動機であったのだが、同時代の作家を読んでもインスパイアーされるわけでなく、ちょっと下品で饒舌になっただけのことだった。もういっぺん哲学に戻ること。

*1:高橋源一郎の『小説教室』(岩波新書)のブックガイドでは、「ことばを書く、ということを、天才は自然に行えるのだ、と確認できる数少ない例です。筆写して、脱帽してください」と紹介されている。百合子は泰淳の妻。

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