学生時代、洗礼を受ける頃に購入した本。これまでにも二三度読んでいる。
カトリックの入門書というのはどうしても秘跡とかの儀礼的なことに紙幅を割かなくてはならないから、文字として読むとだいぶ熱がないように感じるかもしれない。キリスト教を知らない人が一冊目に読む本ではない。
もう一つ言うと、これはカトリックに限ったことではないが、ナザレのイエスについてはそれほど重きが置かれない。血の通ったイエス像はなかなか見えてこない(すでにパウロがそのようなものを重視してなかったのだけど)。キリスト教というからには、人間イエスが実は神のひとり子キリスト(救い主)であったと信じることに力点が置かれ、どうしても十字架以降のことばかりが全てであるかのように見做されがちであるが、キリスト教徒はもう少しイエスその人の生涯に目を向けてもいいんじゃないだろうか。
TIME October 10, 2016
Time Asia [US] October 10 2016 (単号)
- 発売日: 2016/10/04
- メディア: 雑誌
今後の課題は、スピードを上げつつ、理解の精度も高めていくこと。
表紙は、意地悪げにほくそ笑むプーチン。
日本でも報道されているが、アメリカの選挙にハッカーの魔手が伸びており、その背後にはロシアの関与があるらしい。システム的に選挙の結果に直接大きな影響を与えることはできないが、選挙の信頼性を失わせることで、民主制の根幹を揺さぶろうという意図があるという。
“More than any atempt to get one candidate or onother elected, this [Russian influence operation] is about discrediting the entire idea of a free and fair election,” says Dmitri Alperovitch, cofounder and chief technology officer of CrowdStrike, the cybersecurity company that did the analysis of the DNC hack.