本の覚書

本と語学のはなし

2012-10-30から1日間の記事一覧

『万延元年のフットボール』

●大江健三郎『万延元年のフットボール』(講談社文芸文庫) 初めての大江健三郎。昔から生きている人の本を読むのが苦手だったのだ。 私の育った環境の中では出会いにくい作家でもあった。私の家ではずっと産経新聞をとっているが、それはこの地域でも少数派…