本の覚書

本と語学のはなし

2012-10-08から1日間の記事一覧

玉上訳購入

とりあえず三巻まで購入。前半が原文、後半が現代語訳。学者の訳でもあるし、原文を読む助けとしては、まず安心できる(意図的かどうか、ちょっとした訳抜けの個所は既に発見したけど)。 非常にありがたいことに、各巻ごとの人物相関図が載っている。錯綜し…

『竜馬がゆく(五)』

●司馬遼太郎『竜馬がゆく(五)』(文春文庫) 元治元年の話。前巻にもまして長州藩の狂騒した年である。 池田屋事件で新選組にクーデターを事前に阻止されるも、今度は禁門の変を起こしてあわや御所を乗っ取りそうになる。その後、四国艦隊に下関を砲撃され…