本の覚書

本と語学のはなし

2011-11-15から1日間の記事一覧

『聖アントワヌの誘惑』

●フローベール『聖アントワヌの誘惑』(渡辺一夫訳、岩波文庫) 隠者聖アントワヌを襲う様々な幻覚。東西のあらゆる神々や聖人や英雄や怪獣が現れては消える。悪魔の説く神はスピノザのそれのようだ。*1しかし、悪魔と契約を取り交わしたファウスト博士とは…