本の覚書

本と語学のはなし

2010-07-23から1日間の記事一覧

『ボリス・ゴドゥノフ』

●プーシキン『ボリス・ゴドゥノフ』(佐々木彰訳、岩波文庫) 120ページほどの史劇。薄さへの逃避だ。プーシキンは読めば面白いことは分かっていたけど、これまでなんとなく手が伸びずにいた。これが初めてのプーシキン。猛暑の効用である。 時代は16世紀末…