本の覚書

本と語学のはなし

2008-04-09から1日間の記事一覧

『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』

●太田直子『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』(光文社新書) 字幕屋の著者が、その言語感覚にひっかかるおかしな日本語を斬ったり、業界の裏話を教えてくれたりする楽しいエッセー。 私は映像翻訳にはまったく興味がないのだが、翻訳の勉強をすると…

『英語リーディングの真実』

●薬袋善郎『英語リーディングの真実』(研究社) ほとんどの文章が「タイム」と「ニューズウィーク」からとられているが、速読のすすめや、情報の背景の解説でしかない時事英語指南本とは違って、あくまで正確に英語を読むことを目的とする。 悠長な英文解釈…

『発信型英語10000語レベルスーパーボキャビル』

●植田一三『発信型英語10000語レベルスーパーボキャビル』(ベレ出版) 別売のCDを聞いただけ。全部覚えれば、「ニューズウィーク」も相当軽くなるだろうとは思うけど、例文もないのでなかなか定着はしない。 昔から単語集は苦手だ。実際の文章の中でどう用…

☆『ボキャビル』『100のフレーズ』『真実』『英文精読講義』 ☆「ニューズウィーク」「ル・モンド」 ☆『月と六ペンス』『異邦人』 ☆『字幕屋』『翻訳と日本の近代』「梅花」 ☆「ヴェリタス」 植田一三『発信型英語10000語レベルスーパーボキャビル』を終える…