本の覚書

本と語学のはなし

2007-07-12から1日間の記事一覧

『ブラフマンの埋葬』

●小川洋子『ブラフマンの埋葬』(講談社文庫) 今や芥川賞の審査員だ。 ブラフマンというのは何だかよく分からない動物で、怪我をしているところを「僕」に拾われ、ひとつの季節を共に過ごし、やがて死ぬ。 その名前はサンスクリットで「謎」を意味すると碑…