本の覚書

本と語学のはなし

カトリック神学/ピエール・アドネス

カトリック神学 (文庫クセジュ 438)

カトリック神学 (文庫クセジュ 438)

神学はどうかといえば、それは信仰の諸真理をあとから練り上げる作業の一つにすぎない。それは教義の枠内で教義をたえず参照しながら、ある特定の信者ないしある限定された学派によって行われるものである。もちろん、ある点からみれば、神学は神のことばに何ひとつ付け加えようと意図するものではなく、それをよりよく理解させることだけを目的としている。しかしながら、別の側面からみれば、神学は分析・説明・結論・総体的体系に行きつくものであり、これらのものは、神のことばの単なる記述を――それがたとえ教義として条文化されたものであっても――はみ出るものである。(p.99)


 簡潔にカトリック神学の全体を概観する入門書。
 あくまで輪郭をつかむためという程度かな。

TIME March 19, 2018

Time Asia [US] March 19 2018 (単号)

Time Asia [US] March 19 2018 (単号)

  • 発売日: 2018/03/10
  • メディア: 雑誌
 気が付けばまたもや遅れて来ている。春だからか、夜勤が体に合わなくなってきているのか、いつでも直ぐに眠くなる。
 今年は英語とフランス語の年とする。日々これを最優先に据えて、他のことは余力があったらやることにしよう。

Some advocates advise parents to leave information not just about their children’s guardians, allergies and medications, but also about their personal details. What’s your toddler’s favorite stuffed animal? What lullaby helps your baby sleep? “If your mom was just deported, having a caregiver know where to find your special blanket isn’t going to fix it, but it helps,” explains Fatima Hernandez, programs director at the United Farm Workers Foundation, a nonprofit serving agricultural workers. Others advocates offer tips on talking to older children about what to do if they come home from school and find the house dark. (p.27)

 トランプ以降、移民の検挙に明確な基準はないようだ。どれほど模範的に生きていようとも、誰もが怯えなくてはならない。
 しかも、家族全員が国外に退去させられるわけではない。子供だけを、あるいは赤ちゃんだけを残して行くことも想定しておかなくてはならない。

聖書・歴史・英作文を聞く【購入】

 無駄遣いかもしれないと思いつつ、思い切って買ってみたもの。


 このところ、文字を読むのが面倒くさくなってきているようだ。その上、聖書は内容をよく知っている。繰り返し読もうとしたって、モチベーションの維持がなかなか難しいのだ。
 ならば他人に読んでもらおう。
 日本聖書協会のホームページでサンプルを聞くことができる。自分で黙読するよりだいぶゆっくりであるが、信仰者としては本来このくらいのスピードで読むのがちょうどいいのかもしれない(私は信仰者というわけではないが)。


 歴史は教科書に始まり教科書に終わる(と言われているらしい)。教科書を読みたいなと思っていたら、こんな商品を発見してしまった。ひょっとして隅から隅まで暗記できてしまうのではないのか、などと淡い期待を抱く。
 語呂合わせの暗記本はおまけ。


 英作文の本だけど CD がついている。必要かどうかはともかく、例文と例題の解答例が吹き込まれている。
 本は厚いが、それは解説が詳しいからであって、問題数は多くない。挫折せず最後までやり通すことができそうだ。