本の覚書

本と語学のはなし

ピクチャー【購入】

Oxford Picture Dictionary: English/ Japanese

Oxford Picture Dictionary: English/ Japanese

 イラストで学ぶ英単語。
 難しい言葉は知っていても、案外身の回りのことを英語で何というか分からないことがあるものだ。


 英語学習本はしばらく買わなくてもいい。今あるものでボキャブラリーや口語表現の知識を増やしていく。
 CNN ENGLISH EXPRESS(とりあえず半年分の定期購読を申し込んだ)をシャドーイングの教材として、耳と口を鍛える。
 その上で常に発信を意識しつつ、タイムを読み、ドラマや CNN ニュースを視聴すれば、少しは英語が使えるようになるかもしれない。

日米口語【購入】

最新日米口語辞典

最新日米口語辞典

  • メディア: 単行本
 買い直しシリーズ最終回。
 一見英語になりそうにない日本的な表現を、的確に英語らしい英語に変換してみせる伝説の書物。
 例えば、「草の根を分けても(捜す)」は「leave no stone unturned」。英語では、石をひっくり返してしらみつぶしに捜すという感じ。「縁の下の力持ち」は「unsung hero」。賛美されないヒーローである。
 ここに挙げた例は、『日米口語辞典』に影響を受けたという植田一三の本でも、必ず扱われる言い回しである。

涙と祈りの子【ラテン語】

Confessions, Volume I: Books 1-8 (Loeb Classical Library)

Confessions, Volume I: Books 1-8 (Loeb Classical Library)

  • 作者:Augustine
  • 発売日: 1912/01/15
  • メディア: ハードカバー
告白録 (キリスト教古典叢書)

告白録 (キリスト教古典叢書)

qui cum causas ab ea quaesisset maestitiae suae cotidianarumque lacrimarum (docendi, ut adsolet, non discendi gratia), atque illa respondisset perditionem meam se plangere, iussisse illum, quo secura esset, atque admonuisse, ut adtenderet et videret, ubi esset illa, ibi esse et me. (3.11.19)

そして、母の悲しみの理由と日毎涙を流している訳を尋ねました。それは、一般によくあるとおり、この場合も、理由を知るための問いではなくて、それを教えるための質問でした。母が、息子〔アウグスティヌス〕の滅びを嘆き悲しんでいるのです、と答えると、若者は安心するようにと諭し、母のいるところに息子もいるから、気をつけて良く見るように、と促しました。(p.101)

 これは夢の中の話であるが、実際にも母モニカは、「これほどの涙と祈りの子どもは、決して滅びることはありません」と司教に慰められたことがあるという。


 時々こうやって勢いであれこれ手を出してしまうが、アウグスティヌスの講読が続くか否かは分からない。
 もし続けるのであれば、メインの言語は英語とフランス語にして、ヘブライ語ギリシャ語、ラテン語、ドイツ語は忘れない程度に触れておくだけになるだろう。